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お知らせ

葬儀業界の経験者ほどお金をかけない

私の先輩世代も後期高齢者になって、徐々に亡くなった方の話をお聞きします。 霊柩車会社時代のイケイケだった人が孤独死だったり、ギャンブルマニアの先輩が60代で体がボロボロになり寝たきりで亡くなったりなどあるのですが、私の知る範囲の人たちは、家族葬で家族のみでされたり・孤独死の方は直葬だったそうです(ご兄弟は弟様がいました)

また、葬儀社の大先輩である方は奥様と5・6人の友人で家族葬でしたし、二年前に亡くなられた方は自宅での家族葬(奥様と息子様のみ)で祭壇などは飾らない葬儀でした。 亡くなられた方々の全員が貧乏で、仕方なくそういった葬儀にされた訳ではなく、一戸建てのお住まいを所有していたり、マンション暮らし(10階建ての6階)だったりします。

以外に思われるかもしれませんが、葬儀業界を知っている人ほど、無駄を省く・贅沢な飾りは不要などの判断をされます。 私の考えも「自分が死んだときは直葬で良い」と思います。

理由として考えますと、葬儀業界の事情を知れば知るほど、後に残るのはお骨や遺影写真などであり、豪華な式場や立派な祭壇などは借り物で・その時は見栄を張れるかもしれないけど、終わってしまえば同じじゃないかと思ってしまう。 それよりも、残された家族に金銭的な迷惑をかけたくないとか、本当に弔いたい気持ちのある人だけで十分葬儀として成り立つと感じているからではないかと思います。(私の考えや想いなので、先輩方と多少違うかもしれません)