お家に連れていきたい、でも家に安置が出来ない。

長期の入院や、施設などへ入所していたご家族が亡くなった時に「故人が帰りたいと言っていました」という話は良くお聞きします。

しかし、実際にご自宅へお連れしてご安置までされている方は、それほど多くないです。　核家族化で二人暮らしで、お連れ合いが入院・入所しているからと毎日のようにお見舞いや面会を頑張っていらっしゃる方ほど、ご自宅はなおざりになってしまいますし、安置する場所を片付ける＋通れる通路を確保する事は意外と体力が必要ですし、難しい場合があります。

実際に安置が出来ない場合は、ご提案として「ご自宅の前を通るなどをして、安置までは出来なくても家を見せてあげることは出来ます」とご自宅経由をご提案をさせていただけます。　必ずしもお近くにお住まいでは無いかもしれませんが、出来る範囲（同一市内・町内程度）ならば追加料金は不要です。

葬儀の意義として、故人様へできる範囲で希望を叶えてあげる事があると思います。　その中で「住んでいた家の前を通る」だけでも、少しは希望に沿ったことが出来るのではないかと思います。