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お寺さんの価値

「お寺が来ない葬式なんてありえない」これは実際に、知り合いが言った言葉です。 「お寺が来るようになったのは意外と最近ですよ」と、日本の葬儀の流れをお話して、神道・仏教・政治・文化などもお話しましたが・・・ 基本的な論点が違っているので平行線でした。。

「お寺が来る」+「お経を読む」がセットじゃないと葬式とイメージできない人は一定数いるし、それにかかるコスト(10~100万円または何百万)は仕方ないと思っている熱心(?)な人もいます。

それを否定はできませんし、日本は宗教の自由が保障された国ですから、どんな宗教でも他者の迷惑や妨害行為などをしなければ構わないでしょう。

ただ、今までまったく付き合いがない+これからも付き合いたいとは思っていない人までが「お寺が来ない葬式なんてありえない」と思うのは、やめられたほうが良いと思います。  お寺と付き合うということは「門徒・檀家・信徒・信者など」と言う立場になって、お寺を守る(お寺に住んでいる住民の生活も含める)事をしなければならないといわれるからです。  その中には「寄付(お布施)」も含まれます。

後々を考えられてから、じっくりと葬儀の形を決めることができればよいのですが・・  ほとんど時間のない中で(病院や施設の方、親戚など)せかされて打ち合わせされて、不本意ながらも葬儀をされることもありますので。