お寺でする葬儀にも変化が有ります

お葬式が変わっていく中で、宗教者を呼ばない葬儀なども増えておりますが、無宗教で葬儀とまで割り切る人は、それほど多くないのも事実です。

日本ではお寺（仏教）を依頼して、葬儀を執り行っていただく方がほとんどなのですが、お寺自体も「自分の寺を改装や建て替えをした時に、葬儀が出来るようにする」や「お寺の敷地内に葬儀にも使える建物を建てる」など、葬儀自体に関りを続けていけるように努力をされています。

しかし、２０年前くらいまでのお寺の施設を使用した葬儀は、使用料金も高額であったり・お寺様へのお布施が高額であったり・葬儀社の式場に比べて設備が貧弱であったりと、お寺と強い繋がりがあるとか・格式を重視する葬儀でしか選ばれないのが殆どでした。

ですが、葬儀自体が少人数・小規模・低価格化の流れとなってきて、お寺様自体が依頼が無くなる・少なくなる事に危機を感じるようになり、以前よりも価格を安くするお寺が増えています。　使用料自体を低価格にしても、お布施でカバーできるので、大手葬儀社に比べても安い設定が多くなっています。

単純に使用料が安価だと言っても、実際に支払う時点になって追加料金が凄い場合もあるそうなので、事前の見積もりなどが必要だと思いますが、良心的なお寺もありますので選択肢の一つになると思います。