お寺様の人数

仏式の葬儀ではお寺様をお呼びしてお経などの儀式を執り行っていただきますが、宗派の違いやお寺様の都合・ご遺族の意向などによって来ていただく人数が変わってきます。

弊社での葬儀の場合は、ほとんどの方がお一人での葬儀をお願いすることが多いのですが、中には儀式として〇人が必要とお寺様がおっしゃって増える場合もあります。　曹洞宗や臨済宗などの禅宗系では片鉢と言って４人（導師以外に３人）が在家の葬儀だと言われる方が多かったと思いますが、最近ではお一人での葬儀を引き受けられる方が多いです。　浄土真宗系は、もともとお一人でも儀式を行えるそうですが、後継ぎや同じ組（同一地域での同宗派の集まり）とのお付き合いで2人で儀式を執り行う場合もあります。

本山では各宗派での葬儀（出家・在家も）の形式は決めっているそうですが、地域柄や場所による違いは認められているようですし、人数もある程度は融通は利くと思います。　葬儀はご遺族が呼ばれなければ儀式として取り仕切ることはありませんので、各家庭の事情に合わせた人数をお願いされるのが今の時代に合った決め方だと思います。