お知らせ
お葬式への価値観が変わっています
いわゆる失われた30年(?)と呼ばれる平成時代の時から、徐々にですがお葬式への価値観が変わってきたのではないかと思います。 核家族化は進んでいましたが、それでもご近所の手前・親戚に顔向けが・・などの理由もあって、家族が亡くなったら出来る範囲で立派なお葬式を上げることが価値ある行為だと感じていたのだと思います。
そんな価値観が、経済や社会の停滞感や上がらない給与や物価など閉塞感がある社会の中で、立派な行為と言われていた派手なお葬式は、無駄で意味が無いことだと感じられるようになってきました。 ご近所との付き合いが少ない・ほぼ無い人にとってはお葬式に来ていただくこと自体が負担に感じるうえに、お寺様との付き合いも少ない人数や見せる相手が減ってしまえば、価値観を失ってきたのではないかと思います。
そして、家族だけの参列するお葬式(家族葬)や、感染をしない為の選択と言われた直葬が、ほぼ全ての人が選ぶ時代が来たことで、敢えて立派で手間もお金も掛かるお葬式をする意義は価値を失ってきたのではないかと思います。