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お身内でも難しいことはあります

30年ほど前の霊柩車会社時代の話ですが、娘様が一人暮らしをしていて→孤独死→発見されるまで1週間ほど(真夏でした)・・そして、警察(の依頼した医師による検死)が終わった後で搬送となったのですが、遺体の状態が悪くて”棺に入っている状態でも臭いが大変”でした。

通常は「寝台車には身内の方が必ず乗る」のですが、普通に生活をしていたら嗅ぐことが無い臭いが充満する寝台車には家族(お父様でした)といってもキツイです。 一度は乗ろうとしたのですが『匂いがきつくて・・』となって、他の家族の方と一緒に自家用車で葬儀社の式場へ搬送となりました。

家族の愛があっても”苦手・難しい・出来ない”ことはあります。 出来る事、負担が少ないことを選ばれれば十分だと思います。