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中陰段(後飾り祭壇)について

葬儀・火葬後にお骨や白木位牌、遺影写真などを飾る小さ目な祭壇の事を中陰段や後飾り祭壇と言います。 木製や段ボール製などの仮祭壇のようなタイプで、仏具は地域にもよりますが三具足(ロウソク立て・香炉・花立)以外にも仏壇に使うような仏具などを合わせて使用する場合もあります。

尾張地方では中陰(7×七日 49日)の間は、この世とあの世の間にいて先祖様と同じ仏壇ではなく、別の仮祭壇として祭り 供養をして良いところ(浄土)に行けるように残された家族・親族が供養をすることが目的で設置するそうです。 仏教の教えなのか? 昔からの言い伝えやしきたりなどの先祖供養が始まりなのかは私ではわかりませんが、七日ごとに裁判のようなものがあり、それに供養をされている(功徳を遺族・親族が積んでくれている)と良い方向へ向かえるらしいです。

宗旨や宗派によっては、教えと違う部分や地域によっては解釈も違うと思いますが、亡くなられた方を偲ぶ期間としてある程度の時間を設けるのはなんとなく分かります。 ただ、必ずしも中陰段が必要だとか、それを使用しないと成仏できないみたいな話は変だと思います。 それよりも供養は心が先にあり、形を重視するとは思わないです。 部屋が窮屈になるのに無理に設置するとか、邪魔になることが分かっているのに設営する必要は感じません。