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仏具が無い時の緊急策として

一昔前(20~30年前のイメージ)までは、亡くなった方は自宅に安置をして、檀家などは無くても仏式の枕飾りをするのが当たり前となっていました。  その家にとって初めての故人(亡くなった人)の場合には、自宅に仏壇が無くて当たり前なので、葬儀社が枕飾りを持ってくるまでは何も飾れないとなるのですが、何もないと納得できないという親族・ご近所様が線香・ロウソクくらいは必要だと言って持って来られることもありました。

枕飾りは、線香+香炉、ロウソク+ロウソク立て、花立+樒を小さな机(経机と言います・仏壇にセットである事が多いです)が有れば良いのですが、机の代わりは小さめの箱でも良いですし、ロウソク立ては皿などでも良いですし、香炉の代わりはお茶碗や湯呑にお米などを入れても代用できます。

ただ、現在の葬儀社は夜中でも来ますし、自宅に安置も少ないので、上記のようなことは不要な知識かも知れません。