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供養をしないと祟りがある?

私自身の経験と考えなので、全く違う考えや経験をされてきた方もいるので、一葬儀業界の人間の話として書きます。

結論としては、祟りは、あると思っている人にはあると思いますし、無いと思っている人には無いのではないかと思っています。

とある宗教の信者さんの、お話で「交通事故にあったけれど、日頃の信仰心のお陰で軽いけがで済んだ」と話されていました。 しかし、私が思うのは「交通事故自体を防ぐ事にはならなかったのだ」とはならない心の持ちようと言うか・受け取り方によって人は幸せにも不幸にもなるのだと思います。 祟りなども同じではないかと思います、何か本人にとって”良くない事”があった時に、先祖の供養(墓参りや仏壇の掃除などかな)が心に引っ掛かっていれば、それが祟りだと感じるし、本人にとっては恐ろしいことになるのではないかと思います。

供養をする心は、誰にでもあると思いますし、悪意を持って供養を行わない人は居ないと思っています。 ただ、日常の生活が大切であり、日々忙しかったりするとお墓詣りなども足が遠のくのではないかと思います。 そして、家族や先祖を大切に思っていても、現実の問題などから「自分が理想とする供養」が出来ていないと感じている人が、誰かに「先祖供養が・・」とかテレビやネットなどの情報で「供養を怠ると・・」などの情報を得て、何かの現象の時に「供養をしないから祟りが・・」と感じる・思うのではないのかと想像します。

私自身は、幽霊やお化けは見たことありません。 霊感と言われるようなものは、おそらくありません。 でも、大切な子孫や家族を祟るような先祖・家族は、いないと思いますし、仮に「祟られるから供養をしよう」なってしまうのは、本来の供養と意味が違うと思います。