お知らせ
先輩社員だった方の葬儀
霊柩車会社に所属していた時の大先輩(20年くらい先輩)が、亡くなって以前勤めていた葬儀社へ依頼がありました。
もう家族葬が主体になってきた時であったし、同居しているのは奥様のみだったこともあり、ご自宅での祭壇は飾らない葬儀(無宗派)となりました。 故人の希望としても「家族だけで送ってくれれば良い」と「子供たちに負担がかからないように香典は無しで、お寺様も無し、自分たちの預金で出来る葬儀にする」ことが条件でした。
正直、当時勤めていた葬儀社の社長は「儲からない」とか言ってましたし、通夜・葬儀にも社長は参列しなかったです(20年くらいは付き合いあったと思うんですが)
ご自宅に、棺・前机(焼香用具)・供花一対(名札無し)と、部屋を整える為に屏風一対と白幕(葬儀用の幕で、式を行う内部は白)と絨毯(6畳タイプ)でした。 準備自体は祭壇が無いのでかなり簡略ですし、金額もその当時では格安と言える金額でした。
ご遺族(奥様・息子様達)は、故人が年金生活になってから長いのもあり、元々家族葬を考えていたそうですが、ここまで簡略にすることは故人の遺言が無ければ決めなかったと思うと言ってました。 また、ご自宅・家族のみ・祭壇とお寺様無しの葬儀は、終わってみれば良かったとおっしゃていました。