お知らせ
出来る範囲で”手間”を掛けるのもお葬式だと思います
バブル時代のお金を出して・人にやっていただくことが当然と言った時代のお葬式は、ある意味では見栄を張る事が大切であったと思います。
豪華な祭壇や多数の人が入れる式場、たくさんのお供え、飾り切れないくらいの供花、お坊さんの数も一人よりも二人、二人よりも三人 などと人の数が多くて、大きな場所である事が良いと言う価値観であったと思います。
しかし、家族葬が主流になり、直葬が増えている状況の中で、お金を掛ければ十分なお葬式と言う価値観は薄れて、家族が最後の時をゆったりとした気持ちで過ごすお葬式が価値があるとなってきました。
お金は必要以上にかけることは無くなり、故人様と一緒にいる時間をいかにして過ごすのかを大切にする方が増えてきました。 その中で、自分たちで選ぶお花を飾ったり・故人様の好物をお供えするなど、家族だけでしか分からない・出来ない事をするお葬式の時代が来ていると思います。