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お知らせ

創価学会の方の葬儀

以前勤めていた、葬儀社で担当者をしていた時に、初めて「創価学会の信者」の方の葬儀を担当させていただいた時の話です。

入社して半年くらいは、助手として各担当者について葬儀の準備や、通夜・葬儀の進行などを学ぶのですが、私の勤務していた地域は浄土真宗・曹洞宗がとても多く、他の宗派や宗教の方の葬儀はあまり経験することもなく、創価学会の方も1・2回見たかも?くらいでした。

しかし、担当者としては初めてですが、葬儀の流れなどは先輩や学会の導師(地域の信者の方)に確認しておけば大丈夫ですし、祭壇などは基本的に同じでご本尊が違う事・樒を多く使われること・香典などのやり取りが無いコト(地域による違いはあると思います)などは、事前に注意点として教えていただきました。

亡くなられた方を含めて、ご家族が全員 創価学会の信者でしたので、友人葬(創価学会の葬儀の形式で、お寺様を呼ばずに地域の信者が送る葬儀)であることや、地域の信者の方が参列されることは聞いておりましたが、通夜の時にご近所(町内の方)よりも、多い人数の信者が来られて・尚且つ 導師・副導師を含めて全員が、大きな声でお経を唱えられたのは圧巻でした。

また、葬儀の時は、さらに多くの信者の方が集まり 親戚の数よりもずっと多い人数が参列されて・読経 そして、引導法語の代わりのようなお話や、学会からの名誉〇〇などの賞状の紹介と、学会の偉い人からの弔電紹介など、仏式葬儀なのですが、僧侶がいないけど似たような流れの葬儀だなと感じました。

当時は一般葬が主流で、参列者が50人以上が当たり前だったのですが、100人近くの参列者は、若くして亡くなった場合などしか経験が無かったので驚きました。