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喪主世代が60代・亡くなる方は80・90代の時代

日本の少子高齢化は随分と言われていますが、葬儀業界にいると「定年退職をした喪主様が親を送るお葬式」になってきていると感じます。 私が葬儀業界に入った頃は、喪主さまが現役世代(60歳前)であることが多く、働いている先からのお手伝い・弔問・参列も当たり前にあったと思います。

しかし、その当時よりも長命になった団塊の世代(人口分布で最もボリュームがある、昭和20年代~30年くらいまでの世代)が、80歳を超えて、その子供達も60歳を超えるようになってきて、再雇用で働いていても・年金をもらっていても現役当時ほどの収入は有りませんし、これから昇給など望めないと思います。 しかも、喪主様達は、その後の生活(親よりも長い可能性もある)を生きていかないといけません。 孫やひ孫に生活を見てもらえる小数の方は安心かもしれませんが、多くの人は孫やひ孫の援助など難しいと思っています。

もう、派手で見栄えの良いお葬式を望んでいる人は極少数ではないかと思います。 長い人生を生きていくためには、お葬式に大金を掛けること自体がリスクがとてもある行為になっていると思います。