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四十九日と三十五日と法要にあるのは何故?

お葬式を仏式でされた場合、その後に初七日(亡くなった日を含めて七日目)から、二・七日、三・七日~七・七日(49日目)と、法要をするのかを考えることになると思います。

私が曹洞宗のお寺様から聞いた「四十九日法要」の説明では、七日ごとにあの世に行く前の裁判(?)があり、七人の裁判を担当する王(?)が、現世での行いなどについて判断をして、七回目の裁判で閻魔大王より浄土・地獄などの行き先を決める判決を言い渡されるそうです。 それで「七日ごとに法要を行う事で、現世から亡くなった方への功徳を積むことで少しでも良い判断をしていただけるようにお経などを集まって読む」そうです。

七日ごとに七回で、7X7=49で四十九日となるそうです。

そして、35日法要については親に聞いた説と葬儀社で聞いた説があります。 親の説は「本願寺(真宗大谷派)は、法事などを重視しない・死後も阿弥陀様に全てお任せなので、現世で法事をする意味が違う」「法事は仏縁をいただき、生きる上での教えなどを知る機会だから、先祖を疎かにする訳ではないが、他の宗派に比べると重視はしない」そうです。  葬儀社で聞いた説は「亡くなった日が月末などで二月に跨るのは良くないと言われているので、35日法要(五・七日)で終わりとする」と、聞きました。

どちらの話も、私自身は納得できる説であると思います。 また、法事に限りませんが『当たり日(正確に数えた日数の日)よりも遅れるのは良くない』ので、少し早めの土曜・日曜・祝日を選ばれて法要を行う人が多いです。