土地・建物は名義変更が必要です

お葬式後の手続きの中でも、司法書士など専門家の手続きをお願いする事が多いと思いますが、実は揉める原因にもなりやすいのが土地・建物なんです。

相続者（家族が基本）同士で、土地や建物を切り分けるなどは基本出来ない（土地の場合は出来るけど、小さい土地は価格が付かないとか、奥と手前では価値が全く変わるとか）のと、手数料などもかなり必要になるので、実際に売却できた時のお金を分配する（一年くらいかかる場合もある）くらいしかキチンと分けることが出来ない事も理由だと思います。

相続が出来ないまま（名義変更）でも税金は来ますし、貸している場合などはお金が入ります。　しかし、その税金を「私の名義ではないので支払わない」と相続がうまく行かないまま、死亡者が名義人の土地や建物が問題化し、必ず相続を確定する事が求められるようになりました（勿論、支払っていなかった税金は請求されますし、追徴課税もあると思います）

相続の中でも、難しい部分ですが法的に相続を確定が必要になりますので、税金の滞納をしている場合はとんでもない金額が請求される可能性があるのでご注意ください。