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守り刀

故人が安置をされると布団の上や、棺の上に守り刀を置く風習・文化があります。  仏教の教えとはあまり関係は無いのでしょうが、意味としては「魔除け」として置くと聞いています。

守り刀は、元々は武家の子女が護身用と自害用として持っていたモノらしいですが、大きさ・長さ(30~40センチほど)が、手頃だからなのか葬儀・弔いの時に魔除けや悪霊除けとして使われるようになったようです。 他にも聞いたことがある魔除けは、鏡を胸元に置くとか・金気のモノ(金属製のモノ)を胸元に置くとか・カミソリを頭元に置く(剃髪用を誤解したのかもしれません)などがあります。  地域による差があると思いますし、風習・文化なのでどれが正しい・間違っているとも言えないと思います。

また、銅には強い殺菌作用があるので、それを経験的に知っていた人たちが亡骸の腐敗を遅らせる為に銅で作られた鏡や短刀などを置いていたなどの説も聞いたことがあります。

家族の方の気持ちとして、必要だと思えば用意するべきだと思います。