宗教者も信者や門徒の為にしてくれます

葬儀の大変な部分の一つが、宗教者をお呼びしてする場合はご遺族や火葬場の都合や空き状況だけではなく、宗教者の都合にも合わせる必要があります。

特に日本に多い仏教の寺院は、土曜日・日曜日や祭日は予定が入っている（法事など）場合があるために、日程を伸ばしてお願いする場合もあります。　一昔前は４人以上の寺院が葬儀に来ることも珍しくなくて、中々大変だったと思います。

そして、家族葬が増えてきた頃から徐々に２人や1人で葬儀・通夜に来ていただける寺院様が増えてきました。　参列者が少ないのに宗教者がたくさん来る葬儀は違和感がありましたので、少しづつですが柔軟な対応をされる寺院が増えて来てご遺族の都合に合わせていただけるのは良いと思います。

また、最近では葬儀だけのお願いとか、火葬場でのお経だけとか限定的な依頼を受けていただける寺院も増えております。　葬儀後のお付き合いは難しいけれども、葬儀はお願いしたいなどの依頼をされる方もあります。

全ての宗教者が対応していただけるとは言えませんが、ご遺族の希望することを聞いていただける時代になってきていると思います。