お知らせ
形も大切ですが、心が基本だと思います
葬儀の打ち合わせや、事前相談でのお電話などでも、葬儀に対する相談者の方のイメージとして「こんな風じゃないかな?」とお聞きする中に、祭壇を飾って・屋根のついている霊柩車で火葬場に行くとか、たくさんの参列者に送られてご近所や同年(同級生)などが来て送られるなどのイメージの方が多いと思います。
見た目や形のある物ばかりをお話しされる方が多いのですが、おそらくですが喪主や葬儀を取り仕切る立場になったことが無い方なので、目に見えることしかイメージとして出てこないかなと思います。 喪主などの中心となる立場になりますと飾ってある祭壇や供物・大きな看板や霊柩車よりも「忙しかった」とか「疲れた」などの精神的なイメージを話される方が多いです。
何も無しでは葬儀は出来ませんが、祭壇は無しでも可能ですし・霊柩車は寝台車タイプ(外観は普通の車)でも問題ないです。 また、家族葬や直葬を選ばれた場合はご近所様の参列はありませんし、焼香が長蛇の列になることもないです。 火葬や埋葬(日本では許可が出る場所は少ないそうです)さえすれば、お経やお祈り・宗教者が居なくても、法律的には何の問題もありません。
そして喪主様を始め、ご遺族が協力をして打ち合わせ・通夜・葬儀を行うお気持ちが無ければ供養としてどうなのだろうか?と思います。 お金や手間を掛ければ、それなりに豪華にも立派にもなると思いますが、葬儀を通して故人と縁がある人が力を合わせて行うことが一番大切だと思います。