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我が家の葬儀を考える

事前相談に来られる方の中には、ご家族と一緒に来られて家族としての葬儀として考えられる方がいらっしゃいます。 多くの場合は来られる前にある程度お話をされていて葬儀のイメージは出来ている方が多いのですが、細かい部分を話していく中でズレがあることがあります。

葬儀の主役は亡くなった人になりますが、本当の意味で主役と言えるのは遺族の方になるかもしれません。 自分の葬儀として話をされる方は直葬プランやシンプルプランAで十分だし、宗教者を呼ばなくても良いと言われます。 しかし、息子様や娘様などの葬儀を出す立場としては、恥をかきたくない・ある程度の予算はかかることは覚悟しているなどのお気持ちである場合が多いと思います。

送る立場・送られる立場で希望されることが違っているのは当然ともいえますが、ご本人が〇〇でお願いなどとなれば理由を聞かれて納得されれば葬儀のベースとなる部分は決まってきます。 葬儀のプランまでが決まっていれば、後はオプションの追加が必要なのか、特に希望されることが葬儀社で対応できるかどうかの確認などで済みますので、ご遺族も納得できる葬儀が選択できると思います。

葬儀や死の話は、日本ではタブー視されやすいのですが本人が希望していない葬儀になっていたり、遺族が負担を感じてしまう葬儀になることを防ぐためにも我が家の葬儀を話す機会として事前相談や式場見学をご利用いただくと良いかと思います。