お知らせ
本家に仏壇が有れば、家には仏壇は不要ですか?
私自身も愛知県一宮市の田舎の出身ですので、本家・分家の感覚はある程度理解できます。 しかし、分家と言っても、そこから始まる先祖・子孫のつながりは有りますし、お墓も一々お本家にお伺いと立てて入るよりも、自分たちで準備をする方が良いと思っています。
お仏壇の本来の目的が、ご本尊(お釈迦様など)をお祀りする為の仏具である事で、そこから先祖崇拝の文化が交じり合う事で、先祖の位牌なども納める・お参りすることになり、現在では先祖を祭る為の仏具ともいえると思います。
一般的には、初めてのお葬式(家族からの死亡者が出る)の後で、49日や一周忌などに合わせて、お仏壇を購入して祭るようになる方が多いと思います。 ただ、昔に比べて簡素で小さいサイズの仏壇を選ばれる方が多いと思います。
必ずしも仏壇を安置してお祭りをしなければならないとは思いませんが、お仏壇がある事で心の平穏や、気持ちが落ち着くなど感じる方は、自分たちの生活スタイルに合った仏壇を購入して供養をされるのが良いと思います。