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お知らせ

死化粧(しにげしょう)の必要性

人は亡くなると(心肺停止+自発呼吸の停止+瞳孔の拡大)、血流は止まり、重力に従って血液は体の下側に集まり、上側になるお顔などは「血の気が引いた」状態になります。

唇も赤みが失せて、お顔の色は白くなります。 その顔色を、少しでも生前の元気だった頃のお顔に近づけたいと思われて、死後にお化粧をしてあげる事が故人への供養になると考える方が増えたのだと思います。

亡くなり方によっては、上記のような事にならずに逆に頬に朱がさしたような健康そうなお顔の色になる事もありますので、必ずしもお化粧が必要ではありません。 ただ、お経などは宗教者が唱えられますし・葬儀に纏わる道具類・消耗品などは葬儀社が準備をさせていただいておりますので、それ以外の事として「家族として直接 故人様に何かをしてあげる」事の一つとして、着替えやお化粧をしてあげることで、少しづつ「気持ちの整理」や「出来るだけのことをしてあげる」事になっていると思います。