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火葬と仏教

世界には様々な葬る形がありますが、日本では殆どの場合火葬になります。  火葬が広まった理由の一つが、お釈迦様が入滅後(亡くなった)に、遺体を火葬されたことが伝わったこともあると思います。

私は今年50歳になったのですが、自分の記憶がある範囲では祖母も、父親も火葬でしたし、村の墓地に公営の火葬場が作られる前まで使われていた火葬をしていた小屋(?)もありました。  母親(今年86歳)の記憶でも土葬は無かったかもです。

火葬と土葬では、色々な違いがあるのですが、私の聞いた話によると土葬では大きな墓所が無いと、お骨がある場所を再び掘り使うことになるし、もしお骨がある場合には再び供養をすることになる。 火葬が常識になっているので、今更土葬を希望する方がいない。  土葬の場合は衛生法(?)の規程に従って、深い穴を掘る必要があるが、掘る費用・手間と火葬の費用・手間を比べると、火葬の方がコストパフォーマンスが良い。  また、土葬の許可が出る地域が少なくて、以前書いたように宗教上の理由などで土葬を希望する場合は、移動のことや、かなりの手間・費用が必要になるようです。

それと防腐処理をして、金属製などの棺に入れて埋葬すると、いつまでも残っていることになるので、同じ場所での埋葬はできなくなります。 火葬は、お骨が残るようにして、それを集めて供養の形にしますが、大きさも小さく特別な処理も必要ないです。