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お知らせ

火葬場でのお経(炉前読経)

直葬・家族葬が増えている中で、お寺様へのニーズも変わってきまして、枕経~通夜~葬儀~初七日までを全て依頼するのではなく、一部だけとか、葬儀と初七日のみだとか、10年前ではお寺様がビックリするような依頼をされるケースが増えてきました。

お経をいただく場合に、直葬など「火葬場で集合して火葬・お骨上げをする」葬儀の場合は、火葬場のお経しかいただく機会はありません。  ですので、直葬(新型コロナによる死亡の場合も含みます)の場合は、火葬場でのお経をいただくしかないです。  改めて、御骨になってから葬儀を執り行う・お別れ会をするなどの場合は、その時にお経をいただくことは出来ますが、一般的とは言えないと思います。

火葬炉の前でのお経ですので、あまり長いお経は火葬場にも迷惑を掛けますので、5分前後の短いお経になります。  また、火葬場によっては遺族にお線香などでのお別れが出来る場合があります(お棺の蓋を開けることは、私が知っている火葬場ではありません)

葬儀自体は質素に簡略でしたいけれど、僧侶の読経が全く無いのは納得できないと思う方は多いと思います。 そんな場合に火葬場のお経だけでもお願いするのも一つの方法だと思います。