お知らせ
炉前お経
直葬や家族葬が増えている中で、通夜を省略する「一日葬」や、初七日を早めるための「式中初七日」などと新しい葬儀のスタイルが葬儀社・ネット葬儀ブローカーによって主導されています。
アマ◯ンさんの◯坊さん便なども一時期話題になっていましたし、葬儀=お寺様との流れに対して、葬儀社・ブローカーが介入して紹介料をいただくビジネスモデルも新しい形でしょうね。
直葬で、安価で葬儀を考えていても「お寺様のお経は必要」と考える方や、家族葬の一日葬で通夜のお経は不要だと考えているけど、火葬場にお寺様が来ないと気持ちが落ち着かない方もいます。 そういったニーズに対して「炉前お経」だけを依頼する事ができる お寺様紹介サービスが出てきました。
「炉前お経」は火葬場で、火葬炉の前(もしくはお別れ室などの別室)で、火葬前の最後のお経をいただくことです。 多くのお寺様は、3~5分程度の短いお経を上げていただけます。 葬儀に比べると非常に短いお経ですし、普通は檀家寺さましか来ないのでお一人だけです。 また、鳴り物は小さなリン・木魚が火葬場に用意してあったり、お寺様自身が持参されます。 お布施を渡すタイミングは待合室などへ着いてからで良いと思いますが、ブローカーや葬儀社によっては葬儀代金と一緒に支払いをすることになっていますのでご注意ください。