お知らせ
社葬などでは弔辞がありますが、家族葬や直葬では無いです。
葬儀業界に入って30年ほどになるのですが、私が業界に入った頃は「いわゆる一般葬」が当たり前であり、弔辞も一般葬では無いですが、社葬や寺院葬などでは、当たり前になっていました。
弔辞は葬儀の流れの中で、寺院の退席後・弔電の前に入れる事が多かったと思います。 弔辞を述べる方は、葬儀委員長(喪主とは違います)や、故人と親しかった社会的に地位がある方が多いと思います。 また、内容としては「故人の生前の功績などを紹介したり、人柄や良いエピソードなどを話すこと」が多いと思います。 時間としては3~5分程度と少し長めだったと思います。
弔辞があることで、葬儀としてはなんとなく格式があるように感じますし、寺院のお経とは違って、とても分かり易い言葉で話しますので聞きやすいと思います。 ただ、弔辞自体の時間が必要になったりしますので、葬儀の時間が少し長く設定することが多いです。
また、家族葬や直葬では「葬儀の時に話さなくても、いつでも話をすることが出来る」し、「特別なエピソードなどは、家族で共有していることが多いので、改めて話すことは無いと思われる」です。