誰の為にお葬式をするのかを考える

１０年ほど前くらいは、参列者の目線や親戚の目、ご近所や世間様とのバランスを重視した、お葬式を選択されるのが当たり前でした。　時代としては「地域の方がお手伝いをするのが当たり前だった時代の流れが続いていたこと・バブル時代の派手なお葬式から急に変わる事は難しかった・葬儀社としても価格の維持の為の努力をした。。」などの理由があると思います。

しかし、大都市圏（東京や大阪など）から家族葬が半数以上で、直葬を選択される方が増え始める中で、自分達・残された家族の価値観を大切にするお葬式こそが一番良いと考える人が多数となりました。（セレモニー想縁としても、残された遺族が一番だと思っています）

故人を弔うことが目的ですが、残された家族がキチンと生活が出来ないのでは本末転倒であり、それこそ故人様が心配をされます。