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返礼品のあれこれ
返礼品とは参列される葬儀の受付をされたときや、参列の帰りなどに渡される葬儀社名の入った袋などで渡されるハンカチやインスタントコーヒーなどの事です。
返礼品は、一般葬が主流になったころから葬儀社やお茶屋さんのアイデアで、一人一人に挨拶をして回るよりも、挨拶状を付けた品物を渡すことによってスムーズに通夜・葬儀を進められるなどの理由で取り入れられました。 その頃の葬儀・通夜では喪主や遺族が入り口で出迎え・帰られる方へのお見送りが礼儀として当然と言われている時期でして、会葬者が増えるほど大変だと言われていました。 元々は、挨拶礼状だけだったらしいのですが、それだといただいた方といただいていない方の違いも判りづらくて受付をされる方にも難しかったようです。
私が葬儀社に入社したころは、通夜・葬儀で100や200の準備が最低数で、お付き合いが多いと言われる方の葬儀では500以上準備されることは当たり前の感じでした。 また、金額的にも一個当たり500円前後が主流でした。
現在は、返礼品の数も出なくなり葬儀社としても売り上げが厳しくなっているので、値上げや安価な品物を無くすなどの対策がされています。 必要と思われるお客様にとっては値上げは残念だと思います。