お知らせ
通夜・葬儀の食事の提供をやめる
家族葬・直葬が増える中で、葬儀の単価が下がっています。 しかし、葬儀社にとっては売り上げの低下は何とかしたいと様々な対策をしています。
その中で「食事の単価アップ+仕入れ価格の見直し」によって、家族葬でも全員に食事を提供することにすれば、10人しか参列されていなくても、通夜で一食二千円・葬儀の出立ちで二千円・精進落としで五千円などと提案して、少しでも売り上げを維持しようとしています。 企業の考えとしては当たり前と言えるのでしょうが、仕入れ価格が下げられて品質の下がった食事を提供されているのが内情となっています。
また、多くの外食産業のような「糖尿病」「アレルギー」などに対応した食事の提供はほとんどない状態ですし、何よりも観光地のような価格設定の食事はお客様の目線で見るとただただ高いとしか感じないと思います。 そして、食べられない方に向けてのお持ち帰りが季節によってはダメです(食中毒の危険性の為)
家族だけでされる葬儀や直葬、親しい人達だけ参列された葬儀ならば、食事の提供自体をやめられて自宅や外のお店で食事をされることを選ぶ方が増えております。 弊社の式場は食事の用意はできますが、配達料・容器などの価格が上乗せになるので高額になるとお伝えしますと、ほぼ100%のお客様が、持ち込みや外のお店に食事に行かれています。 持ち込みのお金はいただいておりませんが、食事の為のお部屋もありませんのでサンドイッチなどの軽食が多いです。
食事を提供することは、葬儀の一部であり・当たり前と思っている方もありますが、葬儀の形式や状況に合わせて選ばれれば良いのではないでしょうか? 必要・不必要はお客様が選んで決めることが大切だと思います。