お知らせ
遺族にとっての葬儀
葬儀の意味を聞かれると、大切な人を弔むことになると思います。 しかし、亡くなった本人は意識は無いでしょうし、感想を聞くことも出来ません。
ですので、遺族にとっての葬儀は何なのかを色々な葬儀を見てきた中で思うことがあります。
葬儀を行う事によって、気持ちの区切りをつける(日常に帰る)切っ掛けになっていると思います。 そして、自分の時間やお金などを亡くなった家族の為に使うことで、自分の気持ちなどに整理を付けているのではないかと思います。
また、遺族・親族の方には新しい(故人が居なくなった)状態できづなを作り直すことになると思います。 通夜・葬儀などに参列をして、久しぶりに会う血縁者の成長などを見て・話をする機会を得ることによって、お付き合いが深まったり、逆に疎遠になったりします。
故人の気持ちを推し量り・喜ぶであろうことをしようと葬儀に時間もお金も掛けようと頑張る方がいますが、残った自分たち遺族にとって納得できる葬儀を考えて決めることも重要だと思います。