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お知らせ

静かに送るのも葬儀です。

多くの参列者をお呼びしたり、大きな会場での葬儀を選択されたり、新聞への訃報を掲載したり、または、大きな祭壇やたくさんの宗教者を呼んでの葬儀、20年前くらいまでは、立派な葬儀は誉め言葉でありましたし、遺族にとっては「恥をかかない」事が、葬儀で大切にするポイントでありました。

ですが、経済の停滞や、所得の減少、少子化、高齢化など様々な理由と、決定的な新型コロナウイルス性肺炎(武漢肺炎)によって、お葬式の選択肢に「直葬」が入ってくるようになり、「家族葬」の内容も随分と変わってきました。 最近では同居家族と、故人の子供・孫までしか参列しないのが当たり前になってきましたし、一人っ子の喪主様の場合はお一人での葬儀の場合もあるくらいです。

参列者が少ないと、淋しいとか表現される方がいらっしゃいますが、一方では故人との最後の時を誰にも邪魔されないで過ごせる時間とも取れます。 静かにじっくりと想いを馳せるのも供養の形だと思います。 お気持ちでする部分が葬儀の半分以上を占めると思います。 形や予算だけでは、満足を得ることは難しいのではないでしょうか。