お知らせ
香典辞退とか・寄付だとか
参列者の少ない葬儀が主流になっている中で、5・6年前くらいに香典をいただいたら、そのまま慈善団体へ寄付をするという話を雑誌で読みました。 お気持ちは尊いのでしょうが、多くの方にとっては馴染みの無いことでしょうし、どちらかと言えばアメリカの文化を持ち込もうと葬儀社の団体などが発案して雑誌に掲載をしたのではないかと思っていました。
直葬や家族葬の場合、参列をされる人数がそもそも少なく 香典は世帯ごとに出したりすることが多い為に、一家族や二家族ではやり取りすること自体があまり意味を感じなくなってきた。 また、ご近所やお仕事関係の方の参列があっても、後に香典返しなど手間を感じて辞める方もいらっしゃいました。
ご香典は長い間葬儀へ参列する以上は必須であり、持っていかないことは失礼であるとなっていました。 また、遠方などの理由で参列が出来ない方も書留などで送られたり・葬儀後に知ってから中陰段や仏壇に改めてお供えされる方もありました(表書きは変わる場合が多いです)
ご香典をいただくことは、ある意味「お付き合いを続けていく」との意味を持っているとも言えますので、お互いに不幸などがあった場合は協力し合おうとする意味だとも言えます。 しかし、故人の住んでいる土地から離れた地域に住んでいたり、宗教的なことを止めようとされたり、その土地自体に縁が無くなってしまうなど理由があって「香典は辞退する」となる方もありますので、いただく・いただかないは、ご遺族の中で判断されて・お伝えする場合も失礼のないようにお話しされたほうが良いと思います。