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香典返しの話

葬儀では、参列される人が世帯単位で「香典」を持って参列されるのが多いのですが、最近では香典は受け取られないとされている葬儀も増えてきました。

家族葬などの葬儀の場合は、故人の子供(喪主の兄弟姉妹)、故人の兄弟姉妹、甥や姪などまでが主な参列者になっていますが、参列人数が少ない代わりに香典の金額は多めになります。 香典金額に関して親戚同士や兄弟姉妹の間で金額の統一があれば悩むこともありませんが、世帯ごとに金額に差があったりすると香典返しの金額に差をつけるべきなのか・つけないほうが良いのか? 故人との関係が一人一人違っているので難しい判断だと思います。

また、葬儀社によっては「即日香典返し」などと言って、香典返しの商品を定価売り(一般的なお店で購入すれば2・3割値引きされます)をするために勧めていたりします。 しかも、香典金額に合わせてなどと言って5・6種類もの商品を用意させて、受付の方の負担が大きくなるようにして有料スタッフを必ず使ってもらうようにしています。

それと香典返しの金額の決め方で半額が当然という営業スタッフは信用できないので変わってもらうように言ったほうが良いです。 香典返しの習慣自体が地方によって違いますし、金額の目安も違います 私の実家の辺りでは3割程度の返しでしたが、今のように参列者が少なく香典で葬儀が賄えないのなら返すこと自体無くなると思います。

そして、元々香典とは遺族の助けになるように、最も使いやすいであろう現金で出すようになりましたが、昔々はお香を供えていたのです。 良い香りによって霊(故人の魂とか)が慰められるとの考えからでした。